宮川 – みやがわ

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【作者】 不明
【季節】 夏
【場所】 伊勢(宮川)
【物語】
丹後国与謝郡の真名井原の神職が、所縁がある伊勢の豊受大神宮に参詣したところ、川で鮎をとる宮人と出会う。豊受大神宮は、始め丹後にあったものを、雄略天皇の卸代にこの地に遷座されたものであった。その際、天忍穂海人という漁師が宮川の鮎を採り神前供えてから、毎年五月三日の祭りには絶えることなく続いていると、神事の謂れを聞く。宮人は、元の真名井原の神職が訪れた縁を感じ入り「今夜「神代の夜神楽を再現するので、天の岩戸に参詣するよう」申し渡し、自分は天照大神の使いであると言って消え失せた。
〈中入〉
その夜、天鈿女命・天の児屋根命が岩戸の前で神楽を舞うと、手カ雄命が岩戸を開き、天照大神が天の岩戸から現われ神話を再現して見せる。やがて神々は、内宮外宮に還り、手カ雄命は信州戸隠へ還って行く。

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