狂言

節分 – せつぶん

【物語】節分の夜、 夫が出雲大社へ年取りに出かけたので、一人で留守番をしている女のところへ蓬莱の島から鬼が訪れる。美しい人妻に心を奪われた鬼は言い寄るが、冷たくされて、ついには泣き出してしまう。その様子を見た女は、 同情しなびくと見せかけて...
祭事

王祇祭に関わる神事・行事

2月1日から2日にかけての旧例祭(王祇祭)は、特に黒川の地域・人々にとって最も大切な祭りで、関係者は一カ月の物忌みと精進の生活をおくる。興行(こうぎよう)1月3日、上座・下座の能太夫の家で、神官、太夫をはじめとする座の人々が、守護神の御尊面...
下座

岩船 – いわふね

【作者】不詳【季節】秋【所】摂津・住吉【物語】当今に仕える臣下が高麗・唐士の宝を買い取るよにとの宣旨を受け住吉の浦に下る。 市に来てみると、姿は唐人で言葉は日本語の童子に逢う。 童子は持っている宝珠を大君に捧げるという。臣下は疑問に感じなが...
演目

大地踏(だいちふみ)

能楽とは異なる黒川能独特の演目で、 稚児によって演じられる。 作者は法光院に身を寄せられた法然上人との説や、法光院別当の作との言い伝えがある。大地踏を務める子供は男児と決まっているが、上座と下座では出立が違っていて、上座は男装、 下座は女装...
下座

高砂 – たかさご

【作者】不詳【季節】春(二月)【所】播磨・高砂の浦→摂津・住吉【物語】肥後阿蘇神社の神主友成は、旅の途中、播磨国高砂も浦に立ち寄ると老翁と老婆が来て松の木陰を掃き清めるので、高砂の松とはどの木か尋ね、高砂・住の江の松は国を隔てた土地であるの...
上座

絵馬 − えま

【作者】不詳【季節】冬(十二月) 【所】 伊勢・斎宮【物語】大炊の帝の勅使行が、伊勢神宮(の献上品を携えて斎宮に到着する。その日は節分の絵馬を掛ける行事があり見物に赴く。そこに、白い絵馬を持った老人と、黒い絵馬を持った姥が現われ、勅使は絵馬...
祭事

王祇祭の由来

春日神社の例祭の中で最も重要とされる祭が、毎年二月一日から二日にかけて執り行われる「旧例祭」です。元々は旧暦の正月に行なわれていた迎春のお祭りでした。王祇祭の由来は諸説ありますが、 「王祗」とはその土地の神を意味し、紙垂を巻いた三本の白木の...
演目

式三番 − しきさんば

一日の能の最初に勤めて、翁が天下泰平と国土安全を祈念し、且つその演能の場を清めるというもの。三番叟は、さらに五穀成就を寿ぎ、俗に三番を踏むというような足拍子が多く、 これは邪気を踏み鎮める呪法的なものが感じられる。また烏飛びや、種まきなどの...
春日神社

春日神社の由緒

〔御祭神〕健御雷命(たけみかずちのみこと)伊波比主命(いわいぬしのみこと)天津児屋根命(あまこやねのみこと)比売命(ひめのみこと)創建は、平安時代の807年(大同二年)と伝えられています。鎌倉時代に庄内地方を支配した武藤氏の信仰が篤く、社殿...
下座

大社 – おおやしろ

【作 者】 観世弥次郎長俊【季 節】 秋(十月) 【 所 】 出雲大社【物語】毎年十月、出雲では神在月として、種々の神事が行なわれることになっており、 朝廷より廷臣が従者を連れて参詣する 老若二人の『宮人』が神前に現われ、末社の神々のことな...