猩々 – しょうじょう

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【作者】 不詳
【季節】一 秋(九月)
【所】軒 ・潯陽の江
【物語】
中国は金山の麓、揚子汀のほとりに住む高風は、市に出て酒を売れば富貴の身になるという不思議な夢を見る。その通りにすると次第に富貴の身となった。もう一つ不思議なことがあり、市ごとに来て酒を飲む者がいるが、いくら飲んでも顔色が変わらないので、不審に思い名を尋ねると、海中に住む 「猩々」という。高風は、、馞陽の江に行き猩々を待とうと、酒を壷にいれて待っている。やがて、猩々が海中より現われ酒を酌みかわす。喜んだ猩々は舞を舞い、汲めども尽きない酒壺を与えて消える。

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