黒川能

500年以上の歴史がある黒川能とは

黒川能は、山形県鶴岡市の黒川という地域の内にある春日神社の氏子たちにの手によって、 神事能として500年ものあいだ守り伝えられてきました。
最新情報

令和7年 例大祭の演目が決定しました。

日時 : 令和7年5月3日 10:00 御祈祷御祈祷終了後(11時頃)、初番下座・後番上座の順で奉能致します。演目は以下の通りです。能   下座 嵐山       猿婿能   上座 皇帝今回の嵐山は猿婿(狂言)付きで奉能しますので、狂言はあ...
狂言

痺 -しびり

【物語】主人は、 太郎冠者に、堺へ行き宴席の肴を求めてくるよう命じる。 気が進まない太郎冠者は、「家の中の用事があるので」 と代わってもらおうとするが誰もいない。突然、太郎冠者は 「痛い、痛い」と叫び座りこんでしまう。主人が訪ねると、 持病...
下座

鶴亀 – つるかめ

【作者】 不明【季節】 春【場所】  中国 皇帝の宮殿【あらすじ】皇帝に仕える官人が、皇帝の月宮殿行幸の事を一同に触れる。皇帝が大臣を従えて登場する。 一年の節会の事始めとして日月を拝礼する。臣下一同は、皇帝を拝礼し、その宮殿をたたえる。 ...
上座

宮川 – みやがわ

【作者】 不明【季節】 夏【場所】 伊勢(宮川)【物語】丹後国与謝郡の真名井原の神職が、所縁がある伊勢の豊受大神宮に参詣したところ、川で鮎をとる宮人と出会う。豊受大神宮は、始め丹後にあったものを、雄略天皇の卸代にこの地に遷座されたものであっ...
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くろかわのはる祭を開催しまーす

令和7年3月23日・春日神社・祈年祭と同時開催で春日神社の境内にて、くろかわのはる祭が開催されます。たくさんの屋台や子供が楽しめる催しが盛りだくさんで家族で楽しめるお祭りです。お祭りが好き・能は少し見てみたいけど敷居が高い気がするけどお祭り...
下座

鐘巻 – かねまき

【作者】観世信光【物語】 紀州道成観世信光寺の釣鐘が失われてから久しく時が経ったが、 ようやく再興なり、その供養の日、住職は能力に女人禁制を命じ、供養の法会を行う。そこへ供養を拝みに白拍子が来るが、女人禁制だと断られ、「遠寺の晩鐘、洞庭の月...
上座

羅生門 -らしょうもん

【作者】 観世信光【季節】 早春【物語】 春雨の続くころ、源頼光の館では、渡部綱、平井保昌をはじめ家来一同が集まって酒宴を催していた。 その席上で、羅生門に鬼が出るといううわさが話題になり、実否について綱と保昌の言い争いになる。綱は自分で確...
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令和7年 祈念祭の演目が決定しました。

日時 : 令和7年3月23日 10:00 御祈祷御祈祷終了後(11時頃)、初番上座・後番下座の順で奉能致します。演目は以下の通りです。能   上座 宮川狂言  上座 しびり能   下座 鶴亀宮川は、久々の演目です。皆様のお出でをお待ちしてお...
下座

三輪 – みわ

【作者】 不詳【季節】 秋(九月)【所】 大和・三輪【物語】大和国の三輪山に庵を結ぶ玄賓僧都のもと毎日、樒と閼加の水を持って、どこからともなく一人の女が現れる。 いつものように庵を訪ねて来た女は、秋も暮れて夜寒をしのぐ衣を僧都に乞う。僧都は...
狂言

三本柱 – さんぼんばしら

【物語】大果報の者が普請をし、山に木を三本切らせてあるので冠者を取りにやらせる。 ただし、 一人が二本ずつ持ってくるようにと注文を出す。 山に着いた三人は、はじめ一人が一本ずつ持つがこれでは主人の注文に当てはまらぬので考えた末に、太郎の案で...